まっどふぃっしんぐらいふ

泉北~泉南メインの釣り&魚料理ブログです

アコウ調理&実食!

今回は6品!意外なものが美味しかった!?

 

前回貝塚人工島で釣れたアコウをフルコース風に料理していきます!

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1.下処理

2.アコウの赤だし

3.アコウの炊き込み山菜ご飯

4.アコウの皮チリ

5.アコウのカルパッチョ

6.アコウの霜造り

7.アコウの大葉巻

8.食レポ

下処理

神経締めをして、血抜きをしてから持って帰ってすぐに内臓だけ取り出します。

 その後一晩寝かせてから鱗をとっていきます。(綺麗に血を抜ききれば根魚は2週間寝かせられるらしいですね…)

 

 

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終わりました。

 

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柵取りをしてから、頭、カマ、腹骨、しっぽを切り分けます。

背骨は長いので今回は半分にしました。

骨を断つときは、関節に刃を入れるといくらか断ちやすいですよ!

 

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鍋(ボウルとかでもいいです)にアラを移した後、臭みを取るために熱湯(100度のお湯に水を差して90度くらいにしてください)を回しかけます。

お湯が少しでも溜まったらすぐに捨ててください。臭み以外も出てしまうので…←これ大事

 

アコウの赤だし

所要時間約15分

用意するもの:

魚のあら

料理酒:大さじ2

味噌:適量

薬味:適量

だし:状況次第で

 

臭みをとったあと、鍋にお水を頭が半分浸かるくらいまで入れます。

酒を大さじ2杯ほどいれ、火にかけること10分

味見をしながら赤だしを入れてください。合わせ味噌、白味噌とかでもOK

味が足りなければほんだし等、だしを入れて調節します。

味噌を入れたら一煮立ちさせ、火を止めます。

器に移して完成です!

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薬味はお好きなものをどうぞ。

見栄えがひどい…

 

アコウの炊き込み山菜ご飯

所要時間約20分

 用意するもの(1人前)

魚の好きな部位(今回は腹骨です)

醤油:大さじ1と少し

みりん:大さじ1

料理酒:大さじ1

だし:1~2g

生姜1切れ

山菜

 

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醤油、みりん、酒を混ぜた調味料を魚にかけ、30分ほどおいておきます。

 

その間に白米を研ぎ、30分ほど水につけ吸水させます

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時間が経ったら調味料ごと魚、生姜、だしをいれ、そのままご飯を炊きます。

今回は山菜を入れましたが、なくてもいいと思います。

 

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今回は時間がなかったので鍋で炊きました。(中火で沸騰させて2分、少し弱めて2分、弱火で7-9分)

炊きあがったらすぐに混ぜて蓋をしめ、蒸らせて完成です!

アコウのカルパッチョ

所要時間約10分

用意するもの

魚の柵

玉ねぎ:半分

スプラウト

ミニトマト

オリーブオイル:大さじ2

レモン汁:適量

塩コショウ:小さじ1

ケッパー(あれば)

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まず玉ねぎを切り、水にさらして辛味をとります。

その間に柵をとります。(めっちゃ油のってる…)

今回は尻尾側は別の料理に回しています。

薄く切って…

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盛り付けます

ここにオリーブオイル5:レモン汁1(好みで調節)塩コショウ、ケッパーをかけて完成!

(ケッパー入れ忘れた…)

 

アコウの大葉巻

所要時間約10分

用意するもの

魚切り身

大葉

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金串にさして皮目を炙ります。

固くて食べられないので火を入れない場合は皮を引いてください。

 

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炙ったら、氷水(寒剤と浸透圧の調整を兼ねて塩が入ってるといいです)にすぐにくぐらせます。

これによって余分な油が落ちるので香ばしくさっぱり食べることができます。

 

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身を貫通しない程度にスライスして、大葉を挟んで巻きます

はみ出た両サイドの大葉は中に折りたたむと見栄えが良くなります。

爪楊枝で止めて完成です!

(画像は後ほど)

 

アコウの皮チリ

所要時間約(5分)

用意するもの

魚の皮

粗塩:ひとつまみ

レモン汁:少々

炙って氷水にくぐらせます。

細かく切った後に粗塩とレモン汁と和えておわりです!

(画像は後ほど…)

アコウの霜造り

所要時間約5分

用意するもの

魚の柵

粗塩:ひとつまみ

レモン汁(刻んだレモンがあればなお美味しいです)

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皮目を炙ります。(ピンボケしててごめんなさい…)

氷水にくぐらせて、切り分けた後粗塩とレモン汁をかけて完成!

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(右手前が霜作り、真ん中が皮チリ、左が大葉巻です。)

 

食レポ

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できた~~!!(50分くらい)

めっちゃ美味しそう。

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炊き込みご飯からいただきます。

部位が部位なだけにすごく油が乗ってる。例えるならタイの炊き込みご飯を濃厚にした感じ。

しょうがはもう少し効かせても良かったかもしれない。

山菜との相性は◎

自己評価90点くらいかな!

 

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続いてカルパッチョ

彩り鮮やかでインスタ映え~はトップ。

肝心のお味は…

甘い!甘いぞこれ…!

塩が甘みを引き立て、玉ねぎの辛味が甘みを引き立て…すごくいい

ただ、アコウの味が甘み以外よくわからなくなってしまっているので、他の魚でいい気はする

口の中に残って長く味わい続けられるタコ、パンチが強いサーモン等がやはり合いますね…。

自己評価65点

 

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お次は赤だし

まずはお汁を一口。

すごい濃厚で美味しい~!!!

根魚のお味噌汁はやはり絶品ですね。

頬肉を少し食べてみる。

ん~!上品で油が乗ってて…めちゃくちゃ美味しい

クエの酒蒸しにすごく似ている気がする。

次は酒蒸ししてみたいな。贅沢かな…

自己評価95点!

 

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次は霜造り

皮目の香ばしさ粗塩のじゃりじゃりという感触。

レモンの酸味が甘みを引き立てて、すごく味わい深いお味。

根魚の霜造りは本当に好きなんですよね。

これならいくらでも食べられそうってくらい、臭みもなくあっさりしていて本当に美味しい。

自己評価90点!

 

お次は皮チリ。

霜造りとかぶってるな~とは思うんだけど、とりあえず一口。

!?

もちもちしてる。もちもちしてる!?

旨味もぎゅーって詰まっててめちゃくちゃ美味しい。

少し、放心状態でしたほんとに。

文句なしの100点!

 

最後は大葉巻

とりあえず一口。大葉の香りとアコウの旨味が広がる~~~!

もぐもぐ…もぐもぐ…

皮が噛み切れない。ついでに大葉の芯も残っている…

皮を引いて、大葉の芯もとったとしても、大葉にだいぶアコウの味が負けている気がする。

アジ、イワシでの料理を元に着想を得たのですが、これは癖の強い魚向けの料理だったかもしれません。

それほどにアコウが蛋白で食べやすい魚だったっていうことか…。

これは50点

 

【最後に】

ここまで長々と読んでいただいた方、ありがとうございました

まだまだ見栄え等、勉強しなければならないことが色々あるように思います。

ここをこうしたらいいのでは等、ご指摘いただけたら幸いでございます。

実際に調理をしてみないことにはわからないこともたくさんありますので、また沢山魚を釣って日々挑戦していきたいと思います。

それでは改めて、ご閲覧誠にありがとうございました。